PG(プロピレングリコール)は、化粧水や乳液、クリームなど幅広い製品に配合されている保湿・溶剤成分です。「PGは危険」という言葉を見て不安になった方もいるかもしれませんが、実際のところどのように評価されているのでしょうか。ここでは公的な情報をもとに、PGの特徴と安全性についてわかりやすく整理します。
30秒でわかるまとめ
| ウラミル判定 | ⚠️ 注意レベル2/3 |
| どんな成分? | 保湿・溶剤・防腐補助を兼ねる多価アルコール |
| 主な役割 | 保湿、ほかの成分を溶かす、使用感の調整 |
| こんな人は注意 | 敏感肌の方、過去にPGでかぶれた経験がある方 |
PGとは?
PGはプロピレングリコールの略称で、化粧品では保湿や溶剤、防腐補助を目的に配合される多価アルコールの一種です。水になじみやすい性質を持ち、香料や一部の有効成分を溶かし込む役割も担っています。医薬品や食品添加物としても長く使われてきた実績があり、身近な成分のひとつといえます。
化粧水やジェル、クリームなど、みずみずしい使用感を求められる製品に使われることが多く、肌表面の水分を保つサポートをするとされています。配合濃度は製品によって異なりますが、一般的にはごく低い割合で使われています。
危険と言われる理由と実際
PGが「危険」と語られやすい背景には、かつての旧表示指定成分に含まれていたという経緯があります。これは1980年に厚生省(当時)が、アレルギーなどの報告がある成分について化粧品への表示を義務づけた制度で、PGもその対象のひとつでした。接触皮膚炎やかゆみの症例報告が比較的知られていることも、不安の声につながっていると考えられます。
一方で、旧表示指定成分は「危険性が高いから」というより「刺激やアレルギーの報告が一定数あったため念のため表示対象とした」成分群であり、配合されているからといって直ちに危険を意味するわけではないとされています。近年は、より刺激が少ないとされるDPG(ジプロピレングリコール)やBG(ブチレングリコール)、プロパンジオールなどへの置き換えも進んでいます。適切な配合量であれば、通常の使用で大きな懸念は示されていないとされています。
過去にPG配合の製品でかぶれたりピリピリした経験がある方、もともと肌が敏感でアレルギー体質の方は、成分表示でPGの有無を確認し、初めて使う製品は目立たない部分でパッチテストを行うと安心です。
PGとDPG(ジプロピレングリコール)は名前が似ていますが別の成分です。DPGはPGよりも低刺激とされ、近年はPGの代替としてDPGやBGを採用する製品が増えています。
成分表示での見つけ方
- PG
- プロピレングリコール
- Propylene Glycol
- 1,2-プロパンジオール
よくある質問
- Q1. PGとDPGはどう違いますか?
- PGとDPG(ジプロピレングリコール)は別の成分です。DPGはPGよりも刺激が少ないとされ、近年PGの代替として使われることが増えています。
- Q2. PG配合の製品は避けたほうがよいですか?
- 通常の配合量であれば、使用で大きな懸念は示されていないとされています。ただし過去にかぶれた経験がある方や敏感肌の方は、成分表示を確認しパッチテストをすると安心です。
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出典・参考
- 旧表示指定成分(旧厚生省告示)
- 接触皮膚炎の症例報告
- 医薬品・食品での長い使用実績
※本記事は公的機関の情報にもとづく一般的な解説であり、特定の製品や成分の安全性・危険性を断定するものではありません。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科など専門医にご相談ください。

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