ラノリンは、羊毛から得られる保湿力の高いロウで、古くから使われてきた実績を持つ一方、アレルギーの報告でも知られる注意が必要な成分です。
目次
30秒でわかるまとめ
| ウラミル判定 | ⚠️ 注意レベル2/3 |
| 分類 | 油剤・エモリエント(動物性ロウ) |
| 主な特徴 | 皮脂に近い組成、高い保湿・柔軟効果 |
| 主な懸念 | 接触皮膚炎・アレルギーの報告あり |
ラノリンとは?
ラノリンは、羊の毛を洗浄する際に得られるロウ状の成分で、羊毛脂やウールワックスとも呼ばれます。人の皮脂に近い組成を持ち、高い保湿力と柔軟効果があることから、リップクリームや乳液、ハンドクリームなどに古くから使われてきました。
精製度によって性質が異なり、近年はアレルゲンとされる不純物を減らした高純度の精製ラノリンも増えています。それでも成分そのものの特性として、他の一般的な油剤に比べるとアレルギーに関する報告が比較的多く知られています。
安全性はどう評価されている?
ラノリンは長期の使用実績がある一方、日本の旧表示指定成分(旧厚生省告示)に含まれており、接触皮膚炎やアレルギーの報告が比較的よく知られている成分です。特にウール(羊毛)製品にかぶれた経験がある方は、ラノリンでも同様の反応が出る可能性があるとされているため注意が必要です。
注意 ウールアレルギーの経験がある方や、肌が荒れている時期は、ラノリン配合製品を新しく使う前に目立たない部分でのパッチテストを検討してください。
成分表示での見つけ方
- Lanolin
- 精製ラノリン
- 羊毛脂
- ウールワックス
- Wool Wax
- Wool Grease
よくある質問
- Q1. ラノリンはどんな人が注意すべきですか?
- A. ウール製品でかぶれた経験がある方や、アレルギー体質の方は使用前に成分表示を確認しておくと安心です。
- Q2. 精製度が高いラノリンなら安心ですか?
- A. 高純度品はアレルゲンが少ない傾向にあるとされますが、体質によって反応が出る場合もあるため、心配な場合はパッチテストがおすすめです。
出典・参考
- 旧表示指定成分(旧厚生省告示)
- 長期の使用実績
※本記事は公的機関の情報にもとづく一般的な解説であり、特定の製品や成分の安全性・危険性を断定するものではありません。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科など専門医にご相談ください。

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