青1とは?食品にも使われるタール色素

シャンプーやボディソープ、入浴剤、歯みがき剤、化粧水などの成分表示で見かける「青1」。製品にさわやかな青色をつけるために使われるタール色素で、食品では「食用青色1号」の名前で使われている色素でもあります。身近な色素ですが、化粧品の分野では旧表示指定成分の区分に入る成分群です。どんな成分なのかを整理します。

目次

30秒でわかるまとめ

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どんな成分?合成のタール色素。シャンプー、入浴剤、歯みがき剤、化粧水などに青色をつけるために配合される
公的な評価法令で使用が認められた法定色素のひとつ。食品添加物(食用青色1号)としても使用が認められている。タール色素は旧表示指定成分に含まれていた
注意したい人過去に色素でアレルギーが出たことがある人、敏感肌の人、口に入る製品で違和感が出たことがある人

青1はどんな成分?

青1は「ブリリアントブルーFCF」とも呼ばれる青色の色素です。化粧品の分野では、石油などから得られる原料をもとに合成された色素を「タール色素」と呼び、日本では医薬品・医薬部外品・化粧品に使えるタール色素の種類が厚生労働省の省令で定められています。青1もその「法定色素」のひとつです。

青1は水に溶けやすい「染料」タイプの色素で、ごく少量で澄んだ青色が得られるとされています。そのため、透明感のある青いシャンプーやジェル、入浴剤、洗口液、歯みがき剤などの色づけに使われることがあります。黄色の色素と組み合わせて緑色をつくる場合もあります。

食品では「食用青色1号」

青1と同じ色素は、日本では食品添加物「食用青色1号」として指定されており、菓子や飲料などの着色に使われています。海外でも、米国の「FD&C Blue No. 1」、欧州の「E133」として知られています。ただし、食品と化粧品とでは使い方も基準も異なり、「食品に使われているから肌にも問題ない」と単純に考えないほうがよいでしょう。

タール色素と旧表示指定成分

タール色素は、まれにアレルギーなどの皮膚トラブルを起こす可能性があるとして、かつて表示が義務づけられていた「旧表示指定成分」に含まれていました。現在は全成分表示が義務化されているため、ほかの成分と同じように表示されています。

旧表示指定成分に含まれていたことは、「使ってはいけない成分」という意味ではありません。青1は食品でも化粧品でも長く使われてきた色素で、配合量もごく少量であることが一般的です。一方で、合成色素による過敏症の報告は国内外でまれにあるとされており、体質によっては合わない場合があるという点は知っておきたいところです。

また、食品添加物としては、国際的な専門家会議などで一日あたりの摂取許容量が評価されています。化粧品の場合は口に入れることを前提とした製品ではありませんが、歯みがき剤や洗口液のように口の中で使う製品では、使用方法を守り、飲み込まないようにすることが大切です。

⚠️ 注意したいこと

使用後にかゆみ、赤み、発疹、口の中の違和感などが出た場合は使用を中止し、症状が続くときは皮膚科などに相談してください。受診の際は、使った製品の成分表示を持参するとスムーズです。

どんな人が気をつけたい?

次のような人は、成分表示で青1を含むタール色素を確認しておくと、製品選びの手がかりになります。
・過去に色素が関係するとされるアレルギーや発疹が出たことがある人
・食品の着色料で体調の変化を感じたことがある人
・敏感肌で、新しい製品で肌トラブルが起きやすい人

色つきの製品は、見た目の楽しさや使い分けのわかりやすさにつながる一方で、色そのものが製品の働きを左右するわけではありません。気になる場合は、無色の製品や着色料を使っていない製品を選ぶという方法もあります。

よくある質問

青いシャンプーで髪や肌が青くならない?
配合量はごく少量で、洗い流す製品であれば色が残ることは通常ないと考えられています。ただし、傷んだ髪や明るく脱色した髪では、色の影響を感じる場合があるとも言われています。気になる場合は使用を控えましょう。
「青色1号」と「青1」は同じもの?
同じ色素を指していますが、食品では「食用青色1号」、化粧品では「青1」と表示のルールが異なります。
着色料不使用の製品のほうがよい?
着色料を使っていなくても、ほかの成分が合わない可能性はあります。「不使用」の表示だけで判断せず、全成分表示と自分の肌の反応をあわせて確認しましょう。

まとめ

📌 まとめ

青1は、シャンプーや入浴剤、歯みがき剤などに青色をつけるタール色素で、食品では「食用青色1号」として使われています。法令で使用が認められた法定色素ですが、タール色素は旧表示指定成分の区分に入る成分群で、まれに過敏症の報告もあります。異変を感じたら使用を中止し、専門家に相談しましょう。

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化粧品・シャンプー・日用品の成分を、公的データにもとづいて中立的に解説しています。「怖いかどうか」ではなく「自分に合うかどうか」で選べるお手伝いをするのが私たちの仕事です。

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