シクロペンタシロキサンは、ヘアオイルや日焼け止め、ファンデーションなどで使われている揮発性のシリコーンです。「D5」という呼び方を目にしたことがある方もいるかもしれません。ここでは公的な情報をもとに、シクロペンタシロキサンの特徴と安全性についてわかりやすく整理します。
30秒でわかるまとめ
| ウラミル判定 | ✅ 安全レベル1/3 |
| どんな成分? | 塗布後に蒸発する環状タイプの揮発性シリコーン |
| 主な役割 | 軽くさらっと広げ、べたつきを残さない使用感をつくる |
| こんな人は注意 | 特に大きな注意は不要とされています |
シクロペンタシロキサンとは?
シクロペンタシロキサンは、環状構造をもつ揮発性のシリコーンで、略して「D5」とも呼ばれます。塗布した直後は他の成分を軽やかに肌や髪の上に広げる役割を果たし、その後は徐々に蒸発してべたつきを残さない使用感をつくります。
この揮発性を活かして、ヘアオイルやサラサラとした仕上がりを求める日焼け止め、ファンデーションなど幅広い製品で使われています。ジメチコンのような不揮発性のシリコーンと組み合わせて使われることも多く、使用感を調整する役割を担っています。
安全性はどう評価されている?
シクロペンタシロキサンは、CIR(米国化粧品成分審査委員会)により人の健康への刺激性・感作性は低いと評価されています。なお、EUでは環境中での残留性への懸念から、洗い流すタイプの製品への配合が制限されています。これは水生生物や環境への影響を考慮した規制であり、肌に塗ったときの安全性の問題として制限されているわけではないとされています。
EUでの配合制限は「環境への配慮」が理由であり、「肌への危険性」が理由ではありません。規制の背景を混同しないよう整理しておくと安心です。
成分表示での見つけ方
- シクロペンタシロキサン
- デカメチルシクロペンタシロキサン
- Cyclopentasiloxane
- D5
- 環状シリコーン
よくある質問
- Q1. D5とシクロペンタシロキサンは同じ成分ですか?
- はい、D5はシクロペンタシロキサンの略称で、同じ成分を指します。
- Q2. EUで規制されていると聞きましたが、肌に危険なのでしょうか?
- EUでの配合制限は、主に環境中での残留性への配慮によるものです。肌への刺激性や安全性の問題として制限されているわけではないとされています。
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出典・参考
- CIRで安全と評価
- EUで環境理由により洗い流し製品への配合制限あり
※本記事は公的機関の情報にもとづく一般的な解説であり、特定の製品や成分の安全性・危険性を断定するものではありません。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科など専門医にご相談ください。

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